lea2usagiの日記

うさぎの明桜(あさ)と日々想う事について書いています。「動物大好きだけど、あ、人間ってのもいいものだなぁ。」って素敵な方々のブログに出逢えることも楽しみにブログを始めました。よろしくお願いします。

もしも、「虹の橋」のお話に4部目があったとしたら

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動物を愛する人の中では、有名なおはなし。
虹の橋のお話。

もしも、虹の橋に4部目があったとしたら。

私が想う4部目です。
勝手に思って書いたのものなので、
素晴らしい3部の虹の橋のお話とは、
まったく関係ない素人の想いです🐈💦

お時間のある時に、ご覧いただけたら嬉しいです😊




「もしも虹の橋のお話に4部目があったとしたら」








虹の橋のたもとには、
皆で楽しく遊んでいる動物たちがいます。


雨降り地帯からは、
大切な友が、もう一度前を向き始めたことに安心した動物たちが、

友の涙でびしょびしょになった身体をプルプルっと振りながら、

楽しく遊んでいる仲間たちがいる原っぱに向かって走っていきます。

最愛の友を、これからも見守るために。

そして、いつか最愛の友に再会して、
虹の橋を共に渡るために。




そんな虹の橋のたもとから、だいぶ離れた原っぱに、

虹の橋に背を向けて、

しょんぼりと、

小さく、小さく、

お顔をうずめている動物たちがいました。

ある時、最愛の友のおじいさんと再会し、

一緒に虹の橋を渡ろうとした一匹の犬が彼らに気が付きました。


犬はおじいさんと一緒に彼らに近づいて行き、心配そうに尋ねました。

「どうしたの?」

「お腹がすいてるの?」




「そんなに小さく頭をうずめていては、

きみたちの大切な友がここに来た時に

きみたちを探すのがきっと大変だよ?」


彼らは顔をうずめたまま小さな声で答えます。

「だって・・・」

「ぼくの大好きな友は、

・・・ぼくを探さないかも」




彼らは、自信がないのです。

彼らには、大好きな友がいました。

今もずっと大好きで、
そんな大好きな友といつか虹の橋を渡りたいと思っています。


でも、自信がありません。

「なんでそんなこと思うの?」

犬は目を丸くして、悲しそうに尋ねます。


「だって・・・」


「たくさん、いたずらもしたし」

「拗ねたり、ヤキモチもやいたし」


「ひっ掻いたし」


「興奮して噛んじゃったことだって・・・」


「夜も・・・いっぱい鳴いて・・」

「・・・ちゃんとトイレも出来ないことも・・」



彼らは泣きながら言葉を詰まらせます。



彼らには自信がありません。




“あなたは、
ぼく(わたし)といて本当に幸せだったのかな・・・”

いっぱい迷惑をかけてしまったのだと。

いっぱい我慢させてしまったのだと。

そう思うと、悲しみでいっぱいに。




‘’ありがとう‘’

って、言いたかったのに。

‘’大好きだよ‘’

って伝えたかったのに。

そう思って、後悔で頭がいっぱいに。





彼らの澄んだ瞳からは、

涙がこぼれてとまりません。


おじいさんは

ゆっくり腰を曲げて、優しくささやきました。

「同じだよ。」


「雨降り地帯には行ったかい?」

そういって、大きな懐の中に彼らを包みこみ、雨降り地帯に向かいました。


彼らはおじいさんの懐から、ゆっくり雨降り地帯をのぞき込みます。



「もっと大切にしてあげたら。」

「もっとそばにいてあげられたら。」

「あの時、もっと早く気付いてあげられたら。」


「どうして守れなかったのだろう。」

「どうして救えなかったのだろう。」

「最後の一瞬まで、そばにいられなかった・・・。」



「・・・あの子は私と過ごして、本当に幸せだったのかな・・」


雨は強く降り注ぎます。

彼らの大切な友はうつむいて顔が見えません。



「悲しいと感じることは、いけないことではないんだよ。」

おじいさんは優しく話します。

「大切だから、大好きだから、悲しいのだもの。」

「ね、同じでしょう?」

おじいさんは、ささやきます。


彼らの澄んだ瞳からは涙が止まり、

その代わりに、大切なあなたを心配する気持ち、哀しい、寂しい気持ちで胸が苦しくなりました。


「大切な友が悲しいのは、辛いね。」

おじいさんは彼らを懐の中で優しくなでました。

すると、彼らはおじいさんの懐からするりと抜け出ました。

「濡れてしまうよ?」

おじいさんは慌てました。

「いいんだ。だって、心配だもの。」

「おじいさんの懐にいたら、よく見えないもの。」


「伝えなくちゃ。」


「守りたいんだ。」


彼らは雨に打たれても負けないくらい強くて、でも、哀しそうな瞳で答えました。


“ありがとう”


“大好きだよ”


だから、上を向いて。


見守っているからね。


待っているからね。


“ありがとう”


“大好きだよ”


何度も何度も叫びます。


この気持ちがあなたに伝わりますようにと。


雨の音よりも、もっと、ずっと大きな声で。